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森本学園は特別です 2

国会喚問がおこなわれ、籠池氏は堂々と自分の主張をしました。

彼は明らかに社会人としてやってはいけない事をやりました。

 

安倍首相の名前を許可を取ることなく、学校の冠として用いたこと。

推薦入学の可能性を当該校の許可なく宣伝に使ったこと。

土地購入に際して、校舎建設の費用の見積もりを不当に3種類、業者に作らせ、様々な優遇措置をうけた。

 

私が把握できている彼の反社会行為は以上です。

他にもあるかもしれませんが、何れもそれほど極悪と言うことではありません。

冷静に考えてみると、彼はでき得る全ての事を試みて、自分の理想とする学校の開設を実行しようとしまた。安倍首相の信念に沿った教育方針を豪語する籠池氏は、絶体絶命の状況でも必ず神風が吹くと自信を持っていたのではないでしょうか?

余りに強い熱意と自信を持っていたため、時にやり過ぎてしまった事が今回の顛末ではないかと思うのですが。私の印象では、建学の精神については、その妥当性は議論の余地大ありですが、それはそれとして、一国民が行政の厳しいスリーニングを突破して、許可をもらうことは非常に困難であり、あらゆる伝を用い、お金もかけなければ実現しないのだろうな、とは想像できます。

要するに、

彼のやったことは、それ程異常なことではなかったと思うのです。問題は、安倍首相夫人の軽率な行動が巻き起こした前代未聞の不祥事であると思われます。

 

そこで、この証人喚問

彼は多分、大方真実を述べていると思います。「陳情(ロビイング?)は皆しているでしょ?私の気持ち解ってくださいよ。先生方も今更 知らぬ存ぜぬ はないでしょう。何で、こうなってしまったのか、さっぱりわからん。」これが彼の一番言いたかったことではないかと思うのですが。大阪府知事の梯子はずしに対する恨みは、いささか逆恨みと言わざるを得ません。虚偽の申告をした事が分かったのですから、府知事としては判断を翻さざるを得なかった、ということでしょう。

それにしても、この証人喚問は実に複雑怪奇な様子を示しています。

自民党は彼を責め立て、嘘つきでとんでもない人物であると印象付け、安倍政権を死守しようとするが、結果、首相夫妻が絶賛する森本学園の教育をも否定することになるという、矛盾する安倍援護となっています。この学園の教育方針についての、政府与党の統一見解を聞きたいものです。こんな学校が実現していいのですか?

野党は、籠池氏の証言が事実であり、安倍首相始めとして政府は、この到底許しがたい建学の精神を掲げた学校を、開校寸前までもっていった事の責任をとるべきであり、首相辞任、政権打倒のチャンスだととらえています。しかし、籠池氏を援護すると彼の思想をも認めているようにも見えてしまうこと、注意が必要です。

 

証人喚問では、よく個人の感想や印象を訪ねる質問がされますが、宣誓したところで個人の感想や印象を虚偽と決めつける事は出来ないので、そういう質問は無意味でしょう。真実を知りたければ、拷問か、噓発見器の登場となるしかないのでしょうかね。

 

それにしても、この安倍政権を揺るがしかねない騒動は、以外にも政府が通そうとしている重要法案を国民の目から覆い隠す格好の煙幕となっていることも、忘れてはいけないのだそうですよ。